人間、年齢関係なくやる気次第!!!

~行政書士事務所の経営☆ビジネスモデルの確立~

前にお世話になっていた行政書士事務所、風俗関係を得意分野としていました。

60歳すぎの警察OBが所長でございます。
徹底的に、けっこう完璧主義に近い方でした。
奥さんも60歳すぎていたと思いますが、ばりばりCADや最新型コピー機など使いこなしてました。
すごいです。人間、年齢関係なく、やる気になればいつまでも成長できるものだと教わりました。

パチンコ屋さんって、新台入れ替えの度に、事前に警察に申請し、検査を受けなければならないこと、ご存知でしょうか?

ここの事務所では50件以上のパチンコ屋さんの新台入替え業務を請け負ってました。
なので、毎日、出勤するたびに、5,6件ぐらいはいつも新台入替え申請書類作成の仕事がありました。
台の入替えの図面をCADで作成したりと、突発的な非定常的な業務でしたらけっこう面倒な仕事ですが、ここでは人を雇って日常業務の1つになってます。多少、他所より安く請け負ったところで、費やす労力分、コストダウンできることでしょう。
申請書類をすべてパソコンで作成し、図面もカラーで見やすく仕上げ、収入印紙1つの貼り方にしても美しい、にもかかわらず安くやってくれるとなれば、客が気に入らないわけがありません。
薄利多売でも、客の信用がこれでつかめれば、入り口業務としては成功でしょう。

さて、入り口業務をつくったメリットはなにか?
すぐわかりますよね。
パチンコ屋さんは、チェーン店であることが多いです。
そうなると、新店舗オープン、改装、いろいろ発生してくるわけですよ、単価のでかい仕事が。
風俗関係の許認可は、警察がからんできたりと、けっこう素人には難しいと思います。
実際、新店舗オープンとなると、非常に多くの書類を作成することに・・・。
CADをカチカチカチカチ・・・・。

風俗関係に強い先生と評判になれば、更にゲームセンターの新規オープンなどの仕事も入ってきます。

そして紹介が紹介を生み・・・・。

行政書士の資格って、自分なりのビジネスモデルが確立できさえすれば、おいしいなぁ・・・と、思ったものです。
ここの事務所がそうだったように、競合の少ない分野で抜きん出れば、県外など遠方からも客が頭を下げて仕事をお願いしにきます。

しかしながら、多分、他の士業だって同様。

社労士先生の中には、人を雇って「給与計算」などを入り口業務にしている人も多いことかと思います。

私は実務経験ほぼなしに近いので、現在白紙に近い状態。
これから得意分野をつくっていかないといけません。

年金相談など、年金に特化して活躍されている先生もいらっしゃるようですね。

うーん、夫婦でやるか、1人でやるかによって、描く将来像はかわってくると思いますが、受験勉強しながらも、少しづつ考えていかなきゃと思ってます。

昨日、ビジネスガイド3月号が届きました。
ぱらぱら読みながら、イメージを膨らませる私でありました。

                           記・2005.2.10より



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