未来予測

最近、ひさしぶりに雑誌「プレジデント」を購入。
読みふける。。。。


今回のテーマは「予測」。

カルロス・ゴーンさんも登場してます。
ゴーンさん、好き~♪♪♪
憧れます☆☆☆

けっこう面白い記事がいろいろとあったのですが、
その中でも特に興味深く読んだのは、

「2100年までのビジュアル未来年表
 これが10年後の仕事・生活スタイル図鑑だ」

という、記事。


たとえば10年後の日本、想像できますでしょうか?


私達はいま、「ドッグ・イヤー」と呼ばれる時代に突入しているらしいです。
過去7年の変化が1年で起こるような時代らしいです。
こうした変化の激しい時代には、これまで数百年の歳月をかけなければ観察できなかった螺旋的発展の変化を、短い人生の時間の中で身近に目撃することに!

そして更に、21世紀は「マウス・イヤー」と呼ばれる時代に。
過去18年の変化が、わずか1年で起こるといわれるほど
変化の速度が加速!

もう螺旋階段を「駆け上がっていく」時代に突入しはじめているらしいです。。。


日本の社会保障制度も、今後もどんどん改正がされていくと予想されます。
2年後には社会保険庁がなくなり政府管掌の健康保険も都道府県単位になる予定みたいですし、社労士業務の今後も想像しながら読んでしまいました。
今年も既にたくさん法改正されていますが、今後も更に社会保障面で大きな法改正がどんどん発生するのが予想されます・・・・
旦那君、今年社労士試験に合格しておかないと、本当に大変かも。。。。

で、特に興味深く読んだ記事の内容。


まず、今から10年後の日本では
2つの社会的変化が起こり、その結果、日本人の中で
対極的な価値観が並存する2大価値観時代に。

1つ目の変化は、人口減少が進む中で起こる
「ひとり時間の常態化」

人口はじわじわ減っていきますが、意外にも2015年までは
世帯数は増加すると予想されてます。
2020年には40代男性の約4人に1人が独身!という予測数字もあり、
単身世帯が増えていくようです。

人口が減るから空き家が増えて、私が家を買う頃には不動産価格下落していくかな~・・・と思っていたのですが、甘かったようです(爆)。。。
高齢者や独身の単身世帯だったら、マンションの方が売れますかね?


とにかく孤独な人が増えそうですね(汗)
なんか怖いなぁ~・・・・・


2つ目の変化は世界における日本のポジションの変動によって起こる、
「既存価値観の崩壊」

2020年には中国とインドが日本をGNPで抜き去り、アメリカに次ぐ第2位、第3位を占める予測がされています。

10年後、長らく続いた経済大国日本の影りが明らかに・・・
これにより戦後の日本人に根強く息づいてきた経済発展第一主義からのパラダイムシフト、それに伴う人生観や価値観の変化が起こると予想されているみたいです。

いま以上に「心の問題」と「お金だけじゃない幸せの形、価値観」が注目されていきそうですね。。。。


日本人のなかで世代間の価値観の差も大きくなっていくそうです。。。


片方は主に団塊世代を中心とした世代。
この世代は経済発展を是として生きてきた人々。
1人で生きることに慣れない彼らが、同時に既存価値観の崩壊をうけ・・・

もう片方は70年以降より下の世代。
こちらは上記世代とまったく異なる反応を・・・
この世代はバブル崩壊や、ITバブルなど、常に変化の激しい時代を生きてきた人たち。
そのとき、そのときを最大限に楽しむため、いまあるものの中から自分の好きなものをチョイスするといった価値観をはぐくむと考えられ・・・

2014年には日本人の4人に1人が65歳以上に!
2040年には日本人の3人に1人が高齢者に!!!


あれ?しっかり2030年には75歳まで働き続けることができる
シニアの労働市場が整備される・・・・と予測されている(笑)。。。

士業の世界では、40代でも若手に見られるらしいですが、
これからは徐々に業種問わず、40代はまだまだ若手時代がくるかも(笑)
将来、60歳でぼちぼち引退・・・というのは遠い昔の話とされてしまいそうですね。。。。
3人に1人が高齢者の時代になったら、さすがに60歳の人は現役として期待されてしまうでしょうね。。。

・・・・私も健康に気をつけないとですね。。。。


10年後管理職に求められるスキル、
年齢や雇用形態など多様化し、世代ごとの人生観の違いも大きくなって、
職場の混沌さは増す一方になると予想されることから、
「コミュニケーション能力&部下の能力をうまく引き出すことのできる上司」が強く求められるようになるかも・・・みたいです。

過去、日本の貯蓄率は高いことで有名だったらしいです。
それがいま、貯蓄率の低下がおこっているらしい。
いくつかの理由があるが、大きな理由の1つが人口の高齢化。
仕事から引退し、無職となった高齢が社生活のために貯蓄を取り崩している。
貯蓄率が低下すれば、国内資金は枯渇し、企業は銀行からお金を借りれず設備投資に使う資金がなくなり、政府は社会資本の整備を行うことが難しくなる。。。
推計によると2020年前後に日本の貯蓄率がゼロになるらしい。。。。

なんとなく、大変な世の中になっていきそうな予感が。。。。。


悲観ばかりしていても仕方がない。

未来は
最善のシナリオと
最悪のシナリオと
2つで描く
(プレジデントより)


備えあれば憂いなし♪
心の準備だけはしておこうかしら(笑)


どんな状況であっても、それを幸と思うか不幸と思うかは
自分の内面の心の持ち方次第かもしれませんし。。。。


あ、1つだけ気がかりがあるとするならば、
将来にもわたって戦争などなく平和であることだけは
心から願ってやみません。。。。
私の未来予測の想定するシナリオに、これだけはいれたくないですね。。。


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さて、これだけ時代の変化が早い今日この頃ですが、

行政内部は遅れているんですよね・・・・

プレジデントに
「無意味な組織改革がなぜ横行するのか」
という、記事がありました。

組織を切り貼りするだけの改革は、
パフォーマンスとしては一般の人などを騙せるかもしれませんがね(怒)、
内部はかなりボロボロっす。。。。

現場の心ある人を疲労させ、多くの人々を白けさせる・・・


いろいろ思うところがあり、書きたいのですが、このへんで・・・・


                   記2006.4.2より



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