~雑誌の感想と昔話~
久しぶりに雑誌を購入。
【BIG tomorrow 12月号】
全体の感想。
なかなか全体的に興味そそる記事が多くて、面白かったです。
気になったワード。
(雑誌より引用) ----- 「コヤジ」 結婚できない「負け犬女」の出現とともに、30代・独身・子なしの男性も増加。これを「コヤジ」または「捨て犬」と呼ぶ。
「コトナ」 コドモオトナ。大人になりきれずに、夢ばかりを追いかけ、いつまでも学生気分が抜けない迷惑な社会人のこと。 -----
「コヤジ」、独身者も多く、自分のためだけに使えるお金も多いので、コヤジ狙いのターゲットとした商売、有望みたいです。 「捨て犬」という呼び方、面白い。テレビでも使うようになったら、流行語になっちゃうかもね。
気になった記事
(雑誌より抜粋) ------ 「やりたいことがわからない」というサラリーマンがよくいますが、そういう人はいまの会社で仕事を続ければいいんです。漠然と「サラリーマンは向いていない」からという理由だけで独立・起業しても、継続的に儲けを出せるほどビジネスは甘くありません。成功している人はみんな、強烈に好きなこと、やりたいことがある人です。あとは 欲 があるかどうか。世の中のどこがおかしくて、どこに自分が価値を提供できるのか。儲かるはずなのに誰も何もしていない・・・」 「「やりたいこともあるし、欲もあるから独立・起業したい」という人は、世の中のお金の流れ、起業価値、創造の仕組みなど、ビジネスに不可欠な基礎を勉強すべきです。ビジネスが成功する要因はさまざまですが、失敗の原因は100%、経済活動の原理を知らない無知にある」 ------
上段は旦那君に対して思うところがある・・・。 そして下段は、実家の父に対して思うところがある・・・。 だからといって、私も両方不十分なのは自覚あり。
上段は、わかんなければ ひたすら考えるしかない。思考・情報のアンテナを立てておかずに棚からボタモチ的に、ある日 突然、考えが降ってくるということは滅多にない。ひたすら考えて、答えを見つけて「信念」にし、自分のエネルギーにしていかなくては。 下段は、勉強するしかない。実践から勉強するもよし、たくさんの書籍を読むもよし。頭のよさに頼って学ばなければ、でたらめになる。 ・・・て、個人的には思ってますねん。
企業の営業マンだったら、別に営業センスだけ優れているでもよいのですよね。でも経営者だと違う。営業センスに加えて経営センスもいるのよね。 頭の中で、すぐにソロバンはじけるセンスも必要やねん。 (本当に優秀な営業マンは両方のセンスもってるよという突っ込みを入れたくなるかもしれませんが、うちの父のように、金銭感覚アバウト、営業センスだけ優秀で会社辞めてもやっていけるとばかりに起業して・・・痛い目にあう人も けっこう見ていますのでね)
他にも気になる記事が。
---- 人生の目標を決めて成功する~ とりあえずは3年後の目標を設定してみよう。
まず、3年後の自分を具体的にイメージします。 そして3年後の目標を達成するための、今後1年間で達成する必要のある「基礎目標」を設定。 更に基礎目標が達成できたとして、最終的に3年後に目標を達成するために必要な2年後の目標を具体的にイメージ。 ----
たいして目新しくもない発想なんですがね。 企業なんかは、経営戦略を長期目標とか中期目標とか設定して動いており、トップダウンで組織の各部署に具体的に更に細分化して目標を与え動いていくわけで。目標を具体的にするのと しないのでは、到達スピードが違うねん。 (実際のところ、これをできていない会社も多くて、おのずと社員の能力を活かせるかに差が・・・。) 目標管理制度・・・けっこう書くの面倒だとか面談がいやだとか不評をいう社員もいたりするのですが、個人的にはすばらしい!と思います。
私が昔いた職場ではですね、毎年1月か2月ぐらいになると、次期の会社の計画や目標、工場レベルにまで落としたテーマの一覧の資料の回覧がまわってくるんですよね(けっこう、会社が どのような方向性を考えているのかを社員が知っておくのは重要だと思う)。そして更に管理職会議などで話し合われ、部署ごとの細分化されたテーマの一覧も全員に回覧でまわってくる。その時点で なんとなく、あ~、このテーマは私にふられてきそうだなぁ・・・とか、いろいろ予測。 そして部署の上層部での話合いにより、個人へのテーマの割り振り。あ~、やっぱり これ、私がやるんですね、みたいな。 会社全体が対象になるテーマも けっこう設定される。省エネとか。ミスコピーの裏紙を再利用するなどし、用紙の使用量を数パーセント削減など。 ちゃんと達成度合いのチェックもされるので、テーマを設定しっぱなしということはないですよ、念のため。
で、個人レベルにまで主担当、副担当など担当者を明確にしテーマが振られてきたら、個人でも目標管理カードを書き、テーマ実施の年間スケジュール表も書く。割り振られたテーマだけだと少ない場合は、自分でネタを探してきて追加。ちなにみ全社員、これをやる。ルーチン業務が多い人も、考えればかけますねん。けっこう詳細に書く。ん~、この月までに検討品を取り寄せてラボ実験終了させて報告書を出し、プラントテスト可能と判断になったらこのへんで関係部署と打ち合わせをして・・・みたいな。(コストダウンのネタを担当することが多かったなぁ。原料使用量を数パーセント削減させれば年間これだけのコスト減になる、減らしたとしても製品への規格に影響が出ないか?・・・など。私は昔、技術職だったのだ。)
年に3、4回、所属長と個人面談があるのですよ。 スケジュール表に進行度合いを書込み、見せるわけです。 そしてボーナスなどの査定に影響がでます。 順調だったらいいんですがね・・・。
社員の質をたかめ戦力として向上させるには? いろいろなやり方があるでしょうね。
いままで見てきた職場で、意外にも大卒ばかりの職場というのも けっこう問題あるケースが多い。 横並び意識からか?それぞれに自分だけが仕事をかかえてお互いに干渉しないで、でたらめやっていても発覚しずらく放置されていたり。 高卒の多い工場なんかだと、極力 マニュアルなんかもわかりやすくしたり、基礎的な教育もしたり・・・なのが、ほとんどが大卒の某社では、難解な文章のマニュアルで、マニュアルを理解するのにまず時間がかかり、又、ミスが誘発されやすいものだったりしたなぁ。派遣社員の受け入れを増加させるにあたって、いかがなものですかねぇ・・・とか思ったものである。
あ・・・長くなってきました。 話が脱線してきましたね。
話を戻して、 自分にノルマがなければ油断してだらけてしまうのが ほとんど。 ならば、自分に自分でノルマを与えるべし。
しかしながら、わかっちゃいるけど・・・・。
そんな感じで、なかなか面白く読めました。
記・2005.11.5より
Powered by Movable Type 3.33-ja Copyright(C) 2006 経営☆労務ドットコム Allrights reserved.