~本居宣長・武田信玄・安岡正篤・伊達政宗・夏目漱石・二宮尊徳~
私は仏教の言葉については、これを信じ楽しむ。ただ、仏教の言葉だから好み信じ楽しむのではない。儒墨老荘諸子百家の言葉でも、好み信じ楽しむ、それも儒墨老荘諸子百家の言葉だからでない、およそもろもろの雑技、歌舞燕遊、及び感じることのできるあらゆる自然物、宇宙にあるものには、ゆきて好み信じ楽しまないものはない。天地万物はみな、私が愛で楽しむための道具に過ぎないのだ (本居宣長)
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「なさねば成るぬ」
なせば成る なさねば成らぬ 成せるわざを成らぬと 捨つる人の はかなき (武田信玄)
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「古典を学べ」
歴史はくり返す。たいていのことは古典の中にある。何千年もたっているのに、人間そのものの根本は少しも変わっていない。自分が創意工夫し真理を発見したと思っているが、それは大変な錯覚で、すでに古典にのっとっていることを知らないのだ。 (安岡正篤)
「とかくこの世は住みにくい」
仁に過ぐれば弱くなる。義に過ぐれば固くなる。 礼に過ぐればへつらいとなる。智に過ぐれば嘘をつく。 信に過ぐれば損をする。 (伊達政宗)
智に働けば角が立つ、情に悼させば流される。 意地を通せば窮屈だ。とかくこの世は住みにくい。 (夏目漱石)
「小さいことの積み重ね」
大事をなさんと欲せば、小さなる事をおこたらず 勤むべし。 小積もりて大となればなり。
(二宮尊徳)
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