過去の苦い経験

自分が目指す方向のためには、今後たくさん勉強が必要であることを痛感しています。
自分の目指す方向の答えは、意外と同業者になるであろう社労士の先生の書籍などよりも、経営コンサルタントや人事コンサルタントの方などの書籍やHPの中にあるように感じています・・・・と、今時点では思ってます。
また考えは変わるかも知れません。

社労士=事務手続屋さん・・・・には、なりたくないんですよね。

どちらかというと、経営参謀になりたい(笑)。

社長に夢を与えるだけでなく、結果を出せなければ意味がない。
感情にうったえて、売ったはいいけど後は知らない・・・はしたくない。


なぜ運営、維持、結果にこだわるかというと、自分の過去の苦い経験による。


随分前に書いたかな?


26歳頃にね、パート社員を含めて50人ぐらいの製造業に派遣社員として入ったことがあるんですよ。
そこは、とても人材の採用がいい加減で、優秀な人が少ない会社でした・・・・
(更に、能力のある人は、すぐに逃げていくような会社でした・・・・。はははは(汗))

ちょっと品質管理をよくしっていた私、いきなり入ってすぐに本来の契約業務でない品質管理規程作成業務を丸投げされました。(行政の立ち入り調査など時々入る業界だったので、整備が早急に必要だったという背景もある)。製造業とはいっても業種違うと勝手も変わってくるので、必死にその業種に関係した薬事法など関係法令も調べながら、本を買い込み、着手。

なんで私が~(怒)、、、、と思いつつ、確かにその会社に他に適任者はいなそうだった・・・・
入ってすぐの私に、課長にならへんか~?みたいな話があったぐらいだったから(笑)
(過去に品質管理のシステムがまともに動いていた形跡があったが、前任担当者が辞めてからボロボロ状態になり、品質管理を知らない人間が担当するようになり最悪な状態だった・・・・)

製造業って、ノウハウの蓄積がその会社が成長していくために重要だったりするんですね。
しかしながら、その会社では作成した文書に日付を入れる習慣がなくて、いつ作成した技術文書で内容が有効な状態なのかわからなかったり、技術レポートを書いても共有のファイルに綴じるということをせずに個人持ちしてしまい個人の引き出しにしまい(汗)、同じような技術検討を他の人が知らずに繰り返しやってしまうことになったりなど無駄が目立っていたので、そうだ、この際にそのへんも整備してあげようと、文書管理マニュアルなども作成してみたりしました・・・・・

その結果どうなったか・・・・・????


若気の至りですかね・・・・・・

私が大変、未熟でした・・・・・・

自分なりにシンプルを心がけたつもりでしたが、それでも完成した規程類は、うまくそれを引き継いだ担当者に運用維持をしてもらえませんでした・・・・


最終的に運用をすることになる、現場の人のレベルを考えたシステムを考えないと、本当に死んだ文書になることを痛く痛感・・・・・

あれもこれもと、よかれと思って考えたのを増やすことにより、
現場の人の負担が増えないことも重要ですね・・・・
(それでも工夫したつもりだったんだけどな~?(汗)。。。むしろ、2重にやっている仕事を合理化したりと仕事が効率化されるやり方に変えたつもりだったんだけどな~?(汗)。。。自分のやり方を通したいのか(泣)、年齢が高い人の抵抗力は強いっす・・・・(汗))

けっこうシステムに協力してもらうために理解してもらい、教育するの、いろんな人がいるから時々、本当に大変なんですよね・・・・・
本当はそのときも、担当者に標準書類を作成するの参加してもらうのがよかったのですが、失礼な書き方ですが能力的に無理な人ばかりだったんで・・・・

そこそこの企業だったら、問題なくスムーズに運営されそうなシステムも、人材の集まりにくい小さい会社のレベルによってはつまずきます(汗)

・・・・・そんな、過去に大きな敗北感があるのです・・・・・・・。


仕事をとるために社長によいことばかりいって、夢を見せて感情に訴えかけてその気にさせたとする。
しかし、現場の人材レベルを見ないでシステムを作って運営できないものをつくってしまったら・・・・。

そんな仕事はしたくない。

ちゃんと1年後、2年後に結果が出ているような・・・・

PDCAサイクル、

プラン、実施でシステムのつくり逃げ。
チェック以降なし・・・じゃ困る。

・・・・・と、理想で終わらせないよう、頑張ります。。。

             記・2006.4.26より


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